大室家 45話 感想 考察 ~撫子さんの彼女とは その6~

ついに来ました。ついに来ました!

高校生組のお話です! 予想通り美穂回でしたね!!(やりました

来るって信じてましたよ…どれだけ待ちわびたことか…

嬉しい…嬉しい…ありがとうありがとうありがとうございます(泣いてる

今回も無駄に複数のパターンを妄想していきたいと思います。

誰が彼女か探るというよりも、

誰が彼女かを仮定した上で分岐点になりそうなポイントを、

妄想を絡めて探っていきたいと思います。

 

 

 

4人の位置関係

今までの傾向だと撫子を中心として考えると普段の位置は、一番自然な隣の位置が藍。

次に近い位置に美穂、一番遠い位置にめぐみというパターンが多いと思います。

歩くときの並び以外にも座席やロッカーやプリクラなどがありました。

しかし今回は、藍とめぐみが隣、その後ろに撫子と美穂となっています。

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鞄の位置

ここで、鞄の位置なのですが、

店を出る前後でこのように変化してます。

 

《前》

めぐみ:左→左 藍:左→右 

美穂:後ろ→右 撫子:右→右

《後》

 

鞄を掛ける方向なんて左右均等の方がいいので気にしすぎかもしれませんが、

直前に撫子とめぐみの位置が入れ替わったと考えることもできると思います。

16話でケーキ屋へ出かけたときは下のような並びでした。

 

《前》

藍:左  撫子:右

美穂:後 めぐみ:後ろ

《後》

 

つまり藍は普段は左掛けなのですが、

めぐみに合わせて右掛けに変えたと見ることができると思います。

普段の4人は、めぐみ&藍は左掛け、美穂&撫子は右掛けなのではないでしょうか。

この場合、左掛けの二人は撫子と隣り合ったときに自然と近づけますし、

普段から隣にいるためそうなったとも考えられますね。

そして、美穂の後ろ持ちは撫子に積極的に近づきたい姿勢だとも取れると思います。

めぐみの場合は基本的に撫子と一番コミュニケーションが取りづらい、

遠慮した位置になっていることが多いので、

この並びですと右側から撫子に話しかけることになり後ろ持ちなのかもしれません。

(夏限定だと思いますが)

 

 

さて、いつもと違う並びだという妄想上の仮定の上で先に進みたいと思います。

何故撫子とめぐみが入れ替わったのか、という問題ですが、

めぐみが藍に数学のことを聞きたかったから、

もしくは眠そうな美穂を撫子が気にかけたから、

もしくはその両方の可能性があると思います。

ここで数学のことを聞くということは一番最後の授業が数学だったか、

その後の授業が移動などで忙しかったのかもしれません。

その間美穂は心ここにあらずで、撫子は気になっていたのかもしれません。

そんな撫子に気を使って、めぐみは藍に質問したパターンもあるかもしれませんね。

撫子は勉強が得意なので撫子に聞いていてもおかしくない場面だと思います。

 

 

撫子と美穂

撫子さんの彼女が美穂にしろその他の二人にしろ、

撫子さんと美穂はいつもよりも少しだけ距離があるようにも見えます。

選んだカチューシャをイマイチ伝えきれてない歯切れの悪い様子を感じます。

彼女だった場合昨夜の電話で何かあったか、

彼女でない場合も昨日何かあったのかもしれません。

しかし、仮にそうだとしても美穂は鞄を後ろに持ち撫子にできるだけ近づいており、

撫子からの言葉を待っている状態とも取れると思います。

 

 

手に持ったスマホ

この場面でスマホを手に持っているのは撫子と藍です。

ここで撫子さんは、

美穂に「どうしたの?」とか「昨日はごめん」のようなメールを送っているパターン、

もしくは藍にメールで軽く事情を説明しているパターンがあると思います。

つまり、何となく撫子が美穂に近寄ったパターンだけではなく、

めぐみか美穂に協力してもらったか、二人が気を使ったパターンもあると思います。

もちろん、美穂と撫子の間には何もなかったパターンもあると思いますが、

その場合は彼女なのでおおっぴらに勧められなかったパターンですね。

昨夜の電話が深夜まで長引いたか、

電話の影響で美穂の用事が深夜までずれ込んだのかもしれません。

 

 

 

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めぐみ「いいなー私もつけてみたい」

めぐみの願望は大抵撫子さんが拾っているような気がします。

そして対応に遠慮がないですよね。

彼女だからバレないように多少冷たくしているともとれますし、

単純に妹のようなあしらい方ともとれます。

おもちゃのようなカチューシャをつけたことは、

めぐみはカチューシャをしない方が可愛いよという意思表示にも見えると思います。

 

 

 

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「ねー あたしどれ似合うと思う?」

この視点、位置関係的に撫子に向けて言っているようにも見えますよね…

めぐみの吹き出しが左に出ているのもそう感じさせてくれます。

 

 

 

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新しいカチューシャの案

藍はいつも付けているカチューシャとは全然違うタイプの物を選びます。

たまには他のをつけてみようかと~という話なので妥当ですね。

ですが、撫子さんは似たデザインの物を選びます。

これは美穂の趣味を知っているからというよりも、

このデザインそのものが撫子の趣味という可能性もあるのではないでしょうか?

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更にもう少しだけ妄想に踏み込みますと、

今つけているカチューシャは撫子が選んだ物で、

喧嘩している最中なので、場合によってはメールを無視し、

他のカチューシャを選ぼうとしている、

当て付けの場面の可能性もあるかもしれませんね。

その場合でも、そもそも撫子はそのカチューシャを

プレゼントしたことを忘れているパターンもあるかもしれませんし、

古くなったのでそんなものかなと寂しくも納得してるパターンもあるかもしれません。

 

美穂が彼女にしろ片思いにしろ単なる喧嘩中にしろ、

自分が可愛いと思ったカチューシャを

「これ…」と大きく言えない事情があるようにも見えます。

そしてこの場面では美穂がしっかりと撫子の方を見ているようにも見えるんですよね。

そしてこの位置関係だと、

めぐみは撫子が選んだカチューシャが見えていても不思議ではないとも思えます。

めぐみと藍は単純に気づかなかった可能性が濃厚だと思いますが、

どちらかが彼女だった場合、撫子さんが美穂のカチューシャを選ぶことに

ちょっぴり嫉妬しているパターンもあるかもしれませんね。

もしくは藍は人のものを選ぶのが好きだったり、

落ち込んでいるように見える美穂を励まそうとしているのかもしれません。

 

 

 

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ここで美穂は鞄を右側、撫子側に掛けて戻ってきますね。

カチューシャをこっそり取り出すためとも取れますし、

撫子さんが選んだカチューシャを二人に内緒で買ってしまったところから、

近づきすぎないようにバランスを取っているとも考えられると思います。

反対に藍はめぐみに合わせて右掛けに変えていますね。

 

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撫子は美穂が自分が選んだものを買ったことに驚いています。

喧嘩中だったからなのか、彼女だから近づきすぎないようにようにしているのか、

いずれにせよ「うん、似合ってた。可愛い」という発言に、

美穂が嬉しくて照れながらもちょっぴり不満そうに見えるのは、

他の二人に聞かせたいという欲求や、撫子をいじめたい気持ち以外にも、

喧嘩中だったとしたならば、カチューシャを選んだときの発言や謝罪の言葉も含めて、

「もっと声を大にして」と言いたかった可能性もあるかもしれませんね。

撫子の「はっ?」という発言と反応にもいつもらしさが戻っているようにも見えます。

 

 

 

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高校生組回、アニメにも背景で少しだけ登場して歓喜していましたが、

本当に久しぶりでしたね。飢えていたので少しがっついてしまいました(笑

これでめぐみ回、藍回、美穂回と三人それぞれの回が揃いましたし、

順番的に高校生組が表紙になりそうな3巻が出る頃には、

誰が彼女なのか判明するかもしれませんね。

早く知りたい!という気持ちが一番大きいですが、

寂しいような気持ちや、もっとがっつり読みたい気持ちもありますね…

いずれにせよ、彼女が判明した後も4人や大室家姉妹との関係性が読みたいので、

末永く続いてくれることを祈っています…!

大室家、今回もたっぷりと堪能しました!

(記事を書くのは高校生組回だけですがそれ以外も楽しんで読んでいますよ!)

ではでは~

 

 

 

どのパターンも好きですが、

個人的には、彼女がめぐみ、

藍は事情を知っているか何となく察していて、

美穂は片思い、みたいなタイプが美味しいかもしれないですね~